これから、飲食店(居酒屋、カフェ、レストラン等)開業を考えているあなたへ
あなたは開業のコンセプトについて、こんな悩みをお持ちではないですか?
・コンセプト作りって何から始めたらいいんだろう?
・そもそも、コンセプトって必要なの?
・どんなコンセプトを作ったらいいんだろう?
・コンセプトってものが良く分かっていないんだけど?
・どこまでやればいいんだろう?
などの悩みをお持ちでしたらこれからご紹介するコンセプトテクニックは、お役にたつと思います。
開業に必要なコンセプトとは?
そもそも、コンセプトって何?
というところからご説明します。
コンセプトというのはあなたの店舗や商品全体に貫かれた骨格となる発想や観点になります。
あなたが今後、何かアイディアに詰まったりこれからどうしていこうということに悩む場面が出てきたときに、コンセプトに帰って考えることで一貫性を持つことが出来ます。
それでは、コンセプトを作るテクニック5つご紹介します。
まず、コンセプトを作って行く前にしなくてはいけないことがあります。
テクニック1 業種選び!
業種とは?
についてお答えします。
業種とは、簡単に言うと何を売っているお店なのかというのを表す言葉です。
業種はこの後にご説明する、業態と組み合わせることで「ヒットコンセプト」を生み出すための基礎になっていきます。
業種は決まってるし、「知ってるよ」って方にはテクニックでもないと思うでしょうが、ご存知ない方のために少しお付き合いください。
業種の例としては、
・うどん
・寿司
・天ぷら
・うなぎ
・とんかつ
・カレ-
・コーヒ-
その他多数
などです。
テクニック2 業態選び!
先程、業種と業態を組み合わせるとご説明しました。
業態とは、簡単に言うと売り方です。
想像してみてください。
流行っているお店の商品が常に新しいものあなたの知らない物を売っているわけではないですよね?
売れているお店の多くは新たな売り方を提案しているだけ。
分かりやすい例としては、スタ-バックスがあります。
スタ-バックスは従来の喫茶店のような売り方ではなく、お洒落な空間でコ-ヒ-を売ることで沢山の支持を得ることができました。
他にも上げると、
「ラーメン居酒屋」
「ステ-キファ-ストフ-ド」
「うどんファミリーレストラン」
「和食ビュッフェ」
など、業種と業態を組み合わせることで様々な売り方ができます。
いくつか業態の例をあげてみます。
・ファーストフード
・ファミリーレストラン
・ファミリ-ダイニング
・カジュアルダイニング
・ディナ-ハウス
・立ち食い店
・立ち飲み店ライブハウス
・居酒屋
・ビュッフェ
・カフェ
などになります。
あなたの業態と業態を組み合わせが出来たところで、コンセプト作成に移っていきます。
テクニック3 コアコンセプトを作る!
お店の価値を決める「コアコンセプト」
コアコンセプトとは?
「コアコンセプト」:お客さまが来店した時に感じて欲しいこと、つまり、このお店に来てよかったまた来たいと思ってもらえるためのお店の価値になります。
テクニック4 サブコンセプトを作る!
次に、お店の価値を感じてもらう手段としてのサブコンセプトがあります。
サブコンセプトには8つの手段があります。
①:顧客コンセプト
②:立地コンセプト
③:商品コンセプト
④:価格コンセプト
⑤:店舗コンセプト
⑥:接客コンセプト
⑦:販促コンセプト
⑧:時間コンセプト
の8つの手段です。
まず、コアコンセプトを作り、次にコアコンセプトを実現する為のサブコンセプトを作るという流れになります。
テクニック5 コンセプト作りの注意点
コンセプト作る際には、注意点が10箇条あります。
この注意点に気を付けて作りこんでいきます。
コンセプト作りの注意点10箇条
①:ブームにとらわれない
②:独りよがりになれない
③:他者から学ぶ
④:売れないものは売れない
⑤:情熱を注げるものをやる
⑥:順番にやらなくてよい
⑦:ひらめきは必ず記録する
⑧:人の真似をしない
⑨:良い点を学ぶ
⑩:時間をかけて考える
今回は5つのテクニックをご紹介しました。
開業時に考えたいコンセプト作りをまとめると
テクニック1:業種を絞る
テクニック2:業種と組み合わせる業態を考える。
テクニック3:コアコンセプトを考える
テクニック4:サブコンセプトを作る
テクニック5:コンセプトを作るときには注意点10箇条に気を付けて考える。
今回も読んでいただきありがとうございます。