郊外のテナントや店舗を開業・出店する前に・・
郊外への出店を考えるときに、知っておきたい基本の商圏範囲やTG(交通発生源)の見付け方などをご紹介してきます。 郊外立地は「車で5分」が基本 郊外立地の場合、店まで「車で5分」の商圏を想定することが基本となります。 通常は、半径2km~3km円といったところでしょう。 商圏とは、「日常的に、たしかに来店してくれている範囲」でなければなりません。 その範囲は多くの調査の結果、「店舗を中心として、概ね半径2km」ということが分かっているのです。 5分間ドライブで商圏調 ...
あなたの開業したい地域の駅は競合店と共存可能なのかを知る方法
あなたがどんな業種・業態で開業しようとしても必ず、競合はいるのではないかと思います。 離れて出店したほうがいいのか? それとも、思いきって隣に出店したほうがいいのか? と色々と考えているのかもしれません。 キ-ポイントは「駅」を見ること そしてその地域は「市場拡大」が見込めるのかを知ることで、開業する判断も付け易くなるので、その辺りの事例を交えながらご紹介していきます。。 市場拡大の前提となる条件とは? 一般的に、店舗数をnとすると、1店舗しかない場合に比べて最低でもル-ト(平 ...
あなただけに教える同業店・競合店の観察方法
今回の前提としては、あなたのお店の近くに同業店が出店しているような状況です。 そんな、同業店・競合店を観察するとどのようなことが分かるのか? また、どういった点を見ればいいのか?さらには、その方法は?というところをシェアしていきたいと思います。 同業店舗や競合店を観察することで、何がわかるのか知る 観察することで分かることを、大枠で見ていくと、まず、同業店を利用する客層が分かります。 もし地元の人が多いようなら、それらの人にとって、さらに便利な場所を探して見てから出店するということも考えられ ...
競合店・ライバル店を上手に利用して売上をアップする
同業店=競合店=売上減少と考える人は多くいます。 事実そのせいで売上げが下がることもあるでしょう。 ですが、競合が無い場所などはほぼあり得ないことだとも言えます。 そして、売上が減少したことがそのまま、競合が出来たからと決めつけるのは早計と言わざるを得ません。 まず、同業店が出店してきたら、競合しているか否かを見極めることが必要です。 その為に、今回は次にあげる2点に着目して確認してみてください。 この2点に該当するならば、競合関係にあると考えられます。 まずは、あなたのお店と ...
新規開業する前に確認したい店舗物件やテナントのあれこれ
あなたの選んだ物件の構造が商売に適しているか? これを確認しながら物件を選んでいますか? どういったことを、確認しながら物件を選べばいいのか? それは、「お客様を逃がさないような構造」になっているかということです。 せっかく来店したお客様を帰さない 「せっかく来店してくれたお客さまが、建物の構造上の理由によって、帰ってしまうようなことがあってはならない」 例えば、 ・間口が非常に狭ければ、何の店か判別できない場合 ・狭いことが心理的に入りにくさにもな ...
開業時に行う物件探しの方法〜店舗や看板の視認性を考える〜
あなたのお店の直前までいけば、あなたのお店が見えるのは当たり前のことですよね? しかし、あなたのお店を人が自然に知覚しているかどうかは別問題です。 なぜなら、あなたのお店が、人々から同じ様に見えているわけではないからです。 例えば、いつも通っている道沿いに大きな看板があったとします。 その看板のお店や企業の名前は覚えていますか? 優秀なあなたは、毎日通っているので、もちろん覚えていますよね? でも普通の一般人は、毎日通っている道の看板や、よく利用するお店の2軒隣のお店がなんだっ ...
開業時に行う物件探しの方法〜立地調査の動線編〜
一般的に使われる動線は、「台所の水回りの動線」とか「○○へ行く動線になっている」などが挙げられるが、立地に置いての動線の意味は、まったく違うものになります。 テナントを借りる際に調べる立地に置いての動線は、TG(交通発生源)があるために発生する「日常生活動線」のことをいいます。 [getpost id="1730"] 例えば、 駅であれ、商業施設であれ、または交差点であれ、TG(交通発生源)があれば、そこから人々の行動(交通)が発生します。 その行動する筋道(経路)の中でも、と ...
開業する前にやっておきたい立地調査〜TG(交通発生源)について〜
開業を考えているあなたが、物件探しをする前に知っておきたい事の一つにTG(交通発生源)という調査方法があります。 このことを知っておくだけで、物件探しの精度が上がります。 勿論、このことだけで物件を選んでいいとは言えませんが、選ぶための一つの方法として知らないでいることは損をしてしまいます。 立地調査で重要なTG(交通発生源)を学ぶ上での基礎知識 立地調査で必要とされるTG(交通発生源)とは何か? われわれは、生活する中で何らかの交通手段を用いて生活しています。 そして、必ずそれらを結ぶ核と ...
開業する前に・・店舗は立地が全てです!
ここまでの記事をいくつか読んでいただいてるあなたは、すでに開業するにあたって、立地の重要性に気付かれていると思います。 過去、国税調査、商業統計調査、事業所統計調査、メッシュ統計などの立地を決め、売上予測をするための統計の数値の使い方を学んできました。 今回は、更に進めていきたいと思います。 マ-ケットポテンシャルは、統計デ-タを使って知ることができます。 ここでいう、マ-ケットとは、「街の購買力」のことを言います。 これが大きければ、どんな商売にも有利です。 逆 ...