銀行から有利な条件で融資を引き出す格付け攻略法

5店舗以上のお店を経営する規模になると、銀行からのプロパー融資を受けることが増えてきます。

なぜなら、信用保証協会の保証付き融資には限度があり、限度額では23店舗の出店費用しか賄えないからです。

店舗数が増えれば、限度額以上の資金が必ず必要になります。

 

プロパー融資には信用保証協会のような限度額がなく、保証料も必要ありません。

その代わり融資の審査が厳しく、経営状況が悪ければ融資が受けられない場合もあります。

一方、経営状況などが良ければ有利な条件で融資を受けることも可能です。

ここでは、少しでも有利な条件で銀行から融資を受けるため、何に気をつけどのような準備をすればよいか説明していきます。

 

目次

銀行融資の条件を左右する銀行の格付けとは?

 

店舗や経営者の状況を、銀行はどのように判断するのでしょうか。

その目安となるのが、格付けと呼ばれる12段階のランキングです。

銀行に融資の申請をすると、あなたの会社は12のランクのどこかに格付けされることになります。

 

しかし、この格付けの内容は原則非公開となっています。

融資を申し込んだ本人でさえ、基本的には自分の会社がどのランクに格付けされたかを知ることはできません。

そこでここでは、各ランクに大体どのような会社が位置するか解説して行きます。

そこからあなたの会社がどこに位置するか、推測してみて下さい。

 

あなたの会社はどの位置?銀行融資格付け徹底解説

 

格付けには1から12までのランクがあり、1に近いほうが融資の条件が有利になります。

銀行の立場からすると、リスクが低い会社ほど1に近く格付けするということです。

 

まず、格付け1から3までを見てみましょう。

1から3に位置される会社は、リスクがほとんどないと判断される優良企業です。

主に、優良な上場企業や大企業がここに格付けさます。

中小企業でここに格付けされることはほとんどなく、超優良な企業がまれに3に格付けされる程度です。

 

次に、格付け4から6を見てみましょう。

こちらにはおおむね問題がない企業が格付けされます。

5を平均水準とし、それより良好なら4、許容可能なレベルで平均を満たさない場合は6に格付けされるのです。

たいていの中小企業はこの間に格付けされます。

ここまでにランキングされていれば、融資を受けることはできるでしょう

 

最後に、格付け7から12です。

ここからは、赤字や債務超過、経営難の会社が格付けされます。

程度により6段階に分かれてはいますが、こちらにランキングされると、融資を受けるのはかなり厳しいといえます

 

これまでにお付き合いのある銀行であれば、多少の赤字の状態ならぎりぎり融資してくれるかもしれませんが、新規でお付き合いをする場合は、まず貸してもらえないと思ったほうがいいでしょう。

 

つまり、銀行からの融資を考えるなら、格付けを1つでも上げることが重要なのです。

そして、格付けを上げるためには、経営状況をできるだけよくしていかなければなりません。

多店舗展開を目標にするなら、優良企業を目指す自覚をもって店舗をマネジメントしていかなければなりません。

 

銀行融資の企業格付けが上がるとメリットたくさん

 

格付けが高いほど、有利な条件で融資を受けることができますが、実際どのようなメリットがあるか説明していきましょう。考えられるメリットは以下の4つです。

 

・審査が簡単に通る

・融資額が増える

・金利が下がる

・借入期間が長くなる

 

入金は「多く・早く」、出金は「少なく・遅く」したほうが資金繰りは楽になります

格付けがあがることで。これを実現できるのです。

資金を借り入れる場合でも、限度額はできるだけ大きく、金利は低く、返済期間は長いにこしたことはありません。

 

格付けひとつでこんなに違う融資条件

 

さらに具体例として、格付けの異なる3つの会社で、それぞれの融資の条件を比較してみましょう。

A社を格付け6B社を格付け5C社を格付け4とします。

 

A社とB社を比較すると、A社はプロパーでなく保証協会の保証付き、B社はプロパーで融資を受けることができるという差が生まれます。

 

また、同じプロパー融資を受けるにしても、B社とC社では格付けの高いC社の方が、より大きな金額を長い返済期間で借りることができるようになります。

また、金利に関しても、B社よりC社の方が有利な条件となるのです。

しかも、A社とB社は設備資金でしか借りられませんが、C社は運転資金として資金を借り入れることができるようになります。

 

融資を受ける際には、条件は提示されたものがすべてと思いがちです。

しかし、格付けの存在を知っておけば、格付けを上げ有利な条件で借り入れすることも不可能ではないのです。

 

優良企業に格付けされるのは、大企業や上場企業がほとんどといいましたが、店舗数が多ければ格付けが高くなるというわけではありません。

店舗数が少なくても格付けが高めの会社もあれば、店舗数が多くても格付けが低い会社もあります。

では、格付けを上げるにはどうすればよいのでしょうか?

 

仕組みが分かれば融資格付けが上がる

 

銀行の格付けは、基本的に決算書の内容で振り分けられます。

銀行に融資の申請をするときには、直近3期分の決算書を一緒に提出します。

銀行ではこの決算書の数字を格付けするシステムに入力し、あなたの店舗や会社を分析します。

そして、最終的におおよそ12段階のランクに振り分けられるのです。

 

つまり、決算書の内容で格付けがほぼ決まるということです。

経営者は全員、このことをよく肝に銘じておかなければなりません。

 

また、銀行は金融庁の管轄下にあり、格付けのルールも基本方針は金融庁が定めています。

そのため、銀行によって多少の違いはあるものの、基本的にはどの銀行も同じような格付けルールになっています。

 

格付けルールの基本方針の一部は、「金融検査マニュアル」というもので公開されています

具体的な事例もたくさん載っているので、例えば自社の経営状況が苦しいという場合にも、似たような事例を探し出し対策を考えるヒントにできるかもしれません。

 

バランスシートが融資格付けアップのカギ

 

格付けアップを狙う場合、まず知っていただきたいのがバランスシート(BS)の重要性です。

一般的に、決算書と呼ばれるものには3つあり、一つがBS、もう一つが損益計算書(PL)、そしてもう一つがキャッシュ・フロー計算書(CS)です。

3つ合わせて「財務三表」という呼ばれ方をします。

 

すでに店舗を経営している人なら、これらの言葉はご存じだと思いますが、全ての数字をきちんと管理できているでしょうか?

多くの経営者は、会社の儲けが直接見えるPLの数字ばかりに目が行きがちです。

しかし、格付けのシステムの中では、PLよりも決算時の会社の状態を表すBSの方を重要視する場合が多いのです

 

その理由は、銀行が格付けに使用する評価の項目にあります。

評価項目は大きく「安全性」「返済能力」「収益性」「成長性」の4つのカテゴリーに分かれていて、それぞれの項目に点数が振り分けられています。

銀行独自のシステムに決算書の数字を入力し、銀行のもっている業界の標準値などと比較して採点をしていくのです。

 

ここでポイントとなるのが、各カテゴリーに振り分けられている点数です。

銀行によって多少異なりますが、ほとんどの場合1番配点が高いのは「安全性」2番目は「返済能力」3番目は「収益性」4番目は「成長性」となっています。

そして、「収益性」と「成長性」の配点と比べると、「安全性」と「返済能力」の配点が非常に高く、この二つはかなり重要視されているのです。

 

つまり、銀行は、「会社がどれだけ儲けているか」「会社がどれだけ成長しているか」よりも「会社が倒産せず、きちんと借りたお金を返済できるか」という点を重視して評価しています。

ただし、景気や国の施策によって配点は変わっていくこともあるので、社会情勢などにも興味をもち情報収集しておく必要があります。

 

BSの数値は、「安全性」「返済能力」の評価で最も多く使われます。

このことから、銀行は会社の体力に注目していることがわかります。

PLばかりに注目していると、格付けはなかなか上がりません。

格付けを上げるためにはBSの改善が不可欠なのです。

 

結果よりもコンディションが重視されるわけ

 

経営をマラソンに例えて、PLBSの関係を説明してみましょう。

会社の決算は年に一度、これが経営というマラソンのゴールです。

この場合、PLは完走したタイム、BSは完走したときの身体のコンディションと考えることができます。

 

例えば、フルマラソンを3時間で完走したとします。

この3時間というタイムがPLの数字です。

経営で言うなら、どれだけ儲かったかです。

予想よりもよいタイムが出たのなら、あなたも喜ぶことでしょう。

 

一方で、ゴールしたときのコンディションはどうでしょう。

3時間というタイムを出すために、ありったけの力を振り絞ったなら身体はヘトヘトです。

それだけならまだしも、限界を超えて無理しすぎれば怪我をして歩けなくなるかもしれません。

ゴールした後の、身体の状態を表しているものがBSとなるのです。

 

マラソンなら、タイムを追い求め無理をしてもいいかもれません。

ゴールした後はゆっくり休むことができます。

しかし経営はそうも行きません。

 

決算日を過ぎた次の瞬間から、新しい年度が始まるのです。マラソンのスタート地点で、すでに身体がボロボロならどうなるでしょう。

おそらく走りきることはできないでしょう。

 

つまり、次の年度をスムーズにスタートするためには、ゴールした時点で身体のコンディションが万全でなくてはならないのです。

PLの数字を追い求めるために、無理をしても意味がないのです。

 

無理に利益を出してPLをよく見せたとしても、そのしわ寄せはBSのほうに来ることになります。

今年度のPLがどれほどよくても、BSが不安定なまま次年度に進めば、アクシデントがあったときに乗り越えられないかもしれません。

つまり、会社としての安全性が低いということになります。

 

銀行が重視するのは安全性なので、評価を上げるためには常にコンディションを万全にしておかなければならないのです。

 

評価に差が出る決算書の「魅せ方」

 

決算書の内容は、格付けに大きく影響します。

それにもかかわらず、決算書の内容に関心が薄い経営者がとても多いように思います。

評価を上げることができない決算書を作っているのならまだしも、気付かぬうちに評価が下がるような書き方をしている場合もあるのです

 

決算書を美しく盛り付ける

 

経営が順調でも、実は決算書の内容をよく把握できていない経営者はたくさんいます。

しかし、決算書に無頓着なままだと、銀行の格付けを上げるチャンスを逃してしまうかもしれません。

 

銀行に提出する前に決算書を見直し、数字の書き方を変えることで、決算書の見映えは良くすることができます。

たったこれだけで、より良い条件で借り入れできる可能性はあるのです。

 

「決算書の書き方なんて変えることができない」と思うかもしれませんが、実はそんなことはありません。

特に銀行に提出する際は、「魅せる」ことが重要なのです。

 

例えば、あなたが食事に行ったときのことを考えてみてください。

1つのお皿には料理が美しく盛りつけられていて、もう1つは適当にお皿に移しただけだとしたら、あなたはどちらを選ぶでしょうか?

材料は同じ。

作り方も、作った人も同じだとすると、盛りつけ方が違うだけで味は同じです。

しかしおそらく全員が、美しく盛りつけられているほうを選びますよね。

 

銀行に提出する決算書も、これと同じです。

実態が同じでも、盛り付けがきれいなら「融資してもいいかな」と思ってもらえる可能性を上げることができます。

銀行がお金を貸したいと思うような会社は、決算書に記載された数字もきちんと整っているのです。

 

銀行が貸したいと思う決算書とは?

 

きれいに整えた決算書が銀行に好まれるなら、現状はそれほどよい評価ではない決算書も、ちょっと盛り付けを工夫すると銀行が貸したいと思う決算書に変わる可能性もあります。

実際、少し決算書に手を加えることで、金利が1%くらい下がった例もあります。

 

ただし、誤解しないでいただきたいのですが、「粉飾しましよう」と言っているわけでは決してありません。

あくまで正しい処理を前提に、よりきれいに正しく見せるほうがいいということです。

粉飾なんてしなくとも、きれいに見せる方法はたくさんあるのです。

 

決算書のPLBSの数字を正しく整理しただけで、決算書が劇的によくなるケースは非常に多いです。

あなたも決算書を完成させる前に、今の書き方がベストか検討してみてください。

銀行の担当者が貸したいと思う決算書とするには、内容をしっかり吟味し工夫する必要があるのです。

 

あなた自身の力で融資格付けを上げる裏技

 

銀行では基本的に決算書をベースに格付けが行われます。

しかし、評価項目の中には数字で表しにくいものもあるのです。

 

例えば、業界の動向や会社の将来性などは、数字で表すことができません。

このような数字で表せない項目で評価することを「定性評価」といい、この評価を格付け結果に加味してくれる場合があるのです。

 

定性評価をアップする方法

 

では、数字で判断できない、定性評価はどのようにして決まるのでしょう。

その答えはただ一つ、銀行担当者の抱くイメージで決まります。

 

あなたが相談を受ける立場だとすると、相談に訪れた経営者が「お金の話は苦手で経理に任せているからと、聞きたいことにも答えてくれない」「決算の状況についての質問にも、税理士に任せているからと答えがしどろもどろ」「将来の計画が曖昧で、きちんと説明ができない」このような状況ならどう思うでしょうか?

きっと怖くてお金なんか貸せないですよね。

 

逆に「5年以内にあと3店舗増やしたいと思っています。

こちらの事業計画で説明します」と自身の事業計画を明確に説明したり、数字の根拠を示しながら具体的に質問に答えることができたりすればどうでしょう。

きっと安心してお金を貸すことができることでしょう。

 

つまり、定性評価はあなた次第で決まるということです

あなたが堂々とした態度で、今後の計画を明確に説明することができれば、銀行の評価も上げることができます。

 

決算書が読めないと話にならない

 

とは言え、人間力だけでは通用しない部分もあります。

あなたの計画が実現する根拠も示さなくてはなりません。

その根拠となるのは、やはり決算書なのです。

 

決算書を読むことができず、ただ夢を熱く語られてもそこに信頼性はありません。

決算書を読み解き、しっかりした根拠に基づいた計画があるから、その人の信用度も増すのです

銀行から「ぜひ応援したい」と思われる会社を目指して、経営者として自覚にも磨きをかけていきましょう。

 

油断大敵、融資格付けは下がる

 

格付けは決算書の内容によってほぼ決まります。

ここで一つ注意点があります。

それは、今期が順調だからといって油断できないということです。

 

銀行融資の申請には3期分の決算書を提出するので、過去の経営状態も格付けの決定に影響することになります。

新しく融資を申し込むなら、この点をしっかり頭に入れておかなければなりません。

 

安易なリスケジュールに要注意

 

格付けが落ちる原因の一つに、リスケジュールがあります。

返済期間を延長したり、元本の支払いを待ってもらったりなど、一度銀行と取り決めた約束を守ることができないと、経営状況に問題があると見なされて格付けが下がってしまいます

 

返済条件の変更してもらい、無理なお願いを聞いてくれたから信頼関係が築けていると思ったら大間違いです。

そのまま新しい融資を申し込んでも、次は融資を断られる可能性のほうが高いのです。

 

借りた後、返済条件をリスケジュールすると、格付けが8以下になってしまいます。

こうなると、融資が受けられなくなる可能性が高く、その後の出店計画は自己資金のみで進めるしかなくなります。

 

そうならないためにも、融資を受けるときには出店計画をしっかり立てて、返済が滞らない借入条件かどうか十分に検討してから借入を実行すべきでしょう。

「以前も貸してもらえたのだから今回も大丈夫」などと簡単に考えていると、思わぬ壁にぶつかってしまいます。

 

他にも格付けが下がる場合があります。

例えば、決算書の中で価値のない資産が入っていると評価をされると、結果として格付けを下げられることもあります。

本当に価値のないものなら仕方がありませんが、それが誤解ならとてももったいないことです。

このような誤解を招かないことも、格付けを上げるためには必要になってきます。

 

いきすぎた節税はあなたの首を絞める

 

格付けが上がらない原因の一つに「節税」があります。

もちろん、会社に利益を残すために節税は必要ですが、これをやりすぎると会社が利益を出せていないとみなされてしまいます。

 

儲かっていない会社に、融資したいとは誰も思いませんよね。

決算書の作成を税理士に依頼する方もいるかと思いますが、今後の経営のことなども相談しながら進めることが大切です。

 

格付けを上げる、税金に対する姿勢とは?

 

税金は、お店の売上から仕入れや経費などを差し引いた利益に対してかかるので、利益が多くなればその分納める税金も増えていきます。

そこで納税の負担を抑えるために、節税対策をおこなって利益をできるだけ抑えようとする経営者も多いです。

 

しかし、店舗展開していくためには、税金対策を考える「税務」だけでなく、資金調達を考える「財務」の視点も必要です。この二つのバランスを上手に取る必要があります。

 

なぜなら、節税対策にばかり気を取られていると、経営状態がよくないと見なされて格付けが下がることがあるからです。

格付けが下がると、いつまでたっても有利な条件で融資を受けることができません。

また、思うような融資が受けられない事態も考えられます。

 

闇雲に節税対策をするのではなく、まずは今後の出店計画を立てどれくらいの融資が必要か大まかに計算しておきましょう。その融資を有利に進めるためには、「今期の決算でどのくらい利益を出しておいたほうがいい」ということまで考え、適切な利益を上げながら適切な金額の税金を納めるようにします。

このバランスをうまく取ることで、多店舗展開をスピーディーに進めることができるのです。

 

赤字を隠してもウソはばれる

 

納める税金を少なくするために赤字ギリギリの決算をする人に対し、赤字を黒字に見せかけ税金を納めようとする人もいます。

これが、いわゆる粉飾決算です。赤字であるにもかかわらず税金を納めようとする理由は、そのほうが格付けの評価が上がり、融資を受けやすくなると考えるからです。

 

プロの目を甘く見てはいけない

 

会社が黒字であるように見せかける方法として、減価償却費を調整する方法があります。

減価償却とは、厨房の設備や内装など企業が長期間に渡って使用する資産を購入した場合、支払った投資額を決められた年数に分割して費用計上していく方法です。

 

最初の支払い以降は現金が動かず、経費だけが計上されます。

これを決算書に書かなければ経費が計上されていないので、その分利益が上がっているように見えるわけです。

 

しかし、このような方法で黒字に見せかけたとしても、銀行の担当者が見ればすぐに見抜かれてしまいます。

そして、正しく減価償却を計上したら実態は赤字という処理をされてしまうのです。

 

融資を受けたいと思うなら、粉飾するより経営全体の基盤を立て直さなくてはなりません

また、赤字だからと融資を諦める前に、適切な専門家に相談してみるのも1つの方法だと思います。

プロの目を通すことで、粉飾決算をしなくても適正な手段で黒字化する方法が見つかる場合もあるのです。

 

 銀行から融資や資金調達をスムーズに行うために

 

店舗展開を進めていると、銀行から直接融資を受ける日が必ずやってきます。

そのときスムーズかつ有利な条件で融資を受けるためには、格付けを上げる必要があります。

そして格付けの良し悪しは、ほぼ決算書に左右されます。

 

銀行が融資したいと思う決算書を作ることができれば、あなたの会社の格付けはより良くなるでしょう。

そしてそのためには、経営者であるあなたが決算書を理解し改善しなくてはならないのです。

銀行から応援したいと思われる企業になるか否かは、あなたの取り組み次第です。

ぜひ経営者として、銀行から信頼される人になってくださいね。

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この記事を書いた人

これまで、20代前半より8店舗のお店をオープンしてきました。銀行などから融資を受けることなく無借金で10年以上経営するも、自分の将来が見えなくなってしまったため、全て従業員や知人に売却。

その後、店舗の開業、店舗展開に携わり、これまでオープンしてきた店舗は100を超えます。

また、集客の専門家でもあるため、全国各地より『集客支援』の依頼が絶えず来ており、これまでサポートした個人事業主・企業様は500件以上となっています。

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