あなたはご存知でしょうか?
日本の開業率は4%前後で欧米の半分以下にとどまっていることを。
原因は初期投資や生活が不安定になることへの懸念が主な原因の一つである。
スマホを使った「週末起業」でお手軽に起業
昔は副業というと会社が副業を認めていないなどの理由で、こそこそ見つからないようにやることが多かったように思います。
しかし、大企業の間で副業解禁の動きが広がる中、ITを活用して手軽に「週末起業」をする人が増えています。
起業に踏み出せない人も副業ならば失敗を恐れず挑戦できる?
現在、日本では休日や就業後に副業をしている人は、400万人いるといわれています。
(2016年時点)
政府は、新事業の創出や就業促進のため正社員の副業・兼業を後押ししています。
では、一体どんな副業があるのか、その一部をご紹介します。
物販系:
物販に挑戦したいがネットに疎い、そんな方でも無料で通販サイトを作れる
サ-ビスが売りの「BASE」。ここにアカウントを登録し、千種類以上の中から好きなデザインを選んで商品写真を掲載すれば、20~30分で完成する。
現在、30万店が出店している。
実際に、東京で働くTさんも副業でBASEを使って、ピアスなどを職人から買い付けて販売するお店を開設し、月10点前後を販売する。
売上の一部を職人に支払い、差額の月数千円が収入になる。
相談系:
その道のプロに相談したいという悩みを抱えている人の為に。ビジネスの相談に乗る「スポットコンサル」を支援する「ビザスク」がある。
あなたの業務の経験を相談に答えることでお金に換えるという方法だ。
登録手続きはスマホから職歴や経験を記入するだけ。
3分定度で完了する。実際の相談は1時間を電話や対面で受けるというものだ。
不動産業界に勤めるFさんは、昨年登録し、これまで3回の相談に乗った。
相談者は大手企業の人事評価制度について知りたい地方銀行や、法人向け営業のノウハウを欲しがる保育所など様々。
土日に対面や電話で相談に応じ、合計5時間で約10万円を稼いだ。
「自分の経験が役立つのがうれしい」と話している。
その他:
他には、「500円で恋愛相談に乗ります」
Pさんは外資系企業に勤める傍らネットで恋愛相談に乗る副業をやっている。
「溺愛してくれる夫を愛せない」「彼女いない歴30年だけど美女と結婚したい」などメ-ルで寄せられる相談にネット上で回答する。
回答は500円払えば相談者本人だけでなく、同じ様な悩みを抱えた第三者も見ることが出来る。
歯に衣着せぬ語り口にファンが付き、収入は最低でも月10万円以上というから驚きだ。
ぱぷりこさんが使っているサイトは、「note」。
個人がイラストや文章、楽曲などのコンテンツを、最高で5万円まで自分の好きな値段を付けて販売できる。
同社は売上額から手数料を引いた10%を販売者から徴収する。
販売者の中には年間数千万円稼ぐ人もいるという。
他にも、サイト上で手作りが売れる「ミンネ」や、フリマアプリの「メルカリ」なども利用者が増えつつあります。
ただし、いくら手軽に起業できるといっても、本業に支障を来さぬよう自己管理も大切です。
そして、あなたの会社では副業が問題ないか、社内規定を確認することも重要であることをお伝えしておきます。