立地調査・物件評価について最低限やっておくべき3つのこと

物件契約まえ

もしあなたが開業する店舗の物件を探しているのであれば、ちゃんと物件評価をしてください。

物件について、最低限知っておかなければ、不動産屋さんから外れをつかまされて、開業後に辛い思いをすることがあります。

 

目次

物件を借りる前に最低限やっておくべき、3つのこと

①:物件の内見

②:契約書類、契約可能日の確認

③:立地環境調査

 

の3つです。

 

次は、一つずつ内容を見ていきます。

 

物件の内見をする時に大切なこと!

まず一番大切なことは次の2点です。

・開業後の売上と費用に影響を与える部分

・開業時の初期投資額に影響を与える部分

 

になります。

なぜなら、どちらも契約した後では変更が出来無いことが多いからです。

なので、確認には専門家やコンサルタントなど第三者にに確認依頼を行うことをお勧めいたします。

 

とはいえ、あなた自身も何を確認するのかは知っておいたほうが良いので、

確認内容を挙げておきます。

 

1、外部環境 視認 入口 エントランス

・店舗が目立つか      ・視認性は良いか    ・場所が分かりやすいか

・店舗外装は目立つか    ・看板工事が出来るか  ・袖看板の設置可能か

・置き看板の設置可能か   ・エントランスの改修  ・間口の広さ

・入口の視認性       ・入口の使用範囲    ・道路からの入りやすさ

・共有部          ・ごみ置き場

 

2、店舗内部環境

・電灯容量         ・動力容量       ・ガス容量

・給水設備         ・排水設備       ・給気設備

・排気設備排気系路     ・空調エアコン     ・天井高

・防水状況         ・設備追加工事箇所   ・造作機器の稼働確認

・造作物の改修       ・造作部の再利用    ・導線の問題

・必要席数の確保      ・厨房レイアウト    ・工事概算期間

・工事概算費用       ・トイレ位置      ・電話回線の種類と工事

・エレベ-タ-設置状況

になります。

 

 

契約書類・契約可能日を確認するときの注意点!

・契約日や入居可能日の確認。

・申し込みの必要書類やその他の条件面の確認

 

あなたが「これは」と思う物件の場合でも、以上のことを必ず確認してから判断しましょう。

判断には担当不動産会社に確認を取ってください。

 

店舗周辺の立地環境調査で大切なこと

立地環境調査は、大きく2つのことを調査します。

 

・店舗周辺の立地調査

・ターゲットとするお客さま層の調査

になりますが、これを踏まえて

①、店舗周辺の環境(事務所、住宅、商業施設、駅など)

②、店舗周辺の人の流れ

③、店舗へのアクセス(来店経路)

④、近隣競合店の状況

を行います。

 

テナント物件の立地環境調査の手順

①、の店舗周辺の環境とは、事業所、宅地、商業施設、公共施設、駅、その他施設がどのくらいあるのかを重点的に調べます。

②、の店舗周辺の人の流れについては、平日の昼・夜、繁盛日の昼・夜の人の流れを時間帯別に見ていきます。

③、の店舗へのアクセス(来店経路)については、平日の昼・夜、繁盛日の昼・夜の店前を通る人がどの経路で来ているのかを調べます。

④、の競合店調査は、どんな人が、どんな曜日に、どのくらい来ているのか?

それは、なぜなのか?を調査していきます。

 

ここまで調査が進み物件の評価も出来てくると、お店のイメ-ジが鮮明になってきたと思います。

焦らずにじっくりとやってください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

これまで、20代前半より8店舗のお店をオープンしてきました。銀行などから融資を受けることなく無借金で10年以上経営するも、自分の将来が見えなくなってしまったため、全て従業員や知人に売却。

その後、店舗の開業、店舗展開に携わり、これまでオープンしてきた店舗は100を超えます。

また、集客の専門家でもあるため、全国各地より『集客支援』の依頼が絶えず来ており、これまでサポートした個人事業主・企業様は500件以上となっています。

目次